2025年1月から適用の人事労務ビザに関するアップデート
新年あけましておめでとうございます。
旧年中はパソナシンガポールをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
2025年もトータルHRソリューションプロバイダーとして、皆様にとって信頼できるパートナーで有り続けられるよう、一同尽力してまいります。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
毎年のようにレギュレーションやビザ取得基準が変更となるシンガポールにおいて、最新の情報を速く、そして正しく理解することはとても重要です。
今年最初のニュースレターでは、2025年1月1日から適用される、最新の人事労務ビザ情報アップデートのまとめをご紹介いたします。
アセアン5ヵ国における国別HRセミナー
グローバル領域における販路拡大・事業推進の中、ASEANエリアは非常に重要視されている企業が多くございます。
本セミナーでは、パソナグループのASEAN 各現地法人の責任者より、各国における労働市場や人事労務関連情報の提供から、日本人赴任者のビザ、日系企業の現地人材の採用とマネジメント上の課題と対策傾向について、実例を交えながら解説させていただきます。
よろしければ是非貴社の日本本社の皆様にご案内いただければと存じます。
海外事業発展のための組織戦略の一助になれば幸いです。
FWAガイドラインについてのFAQ
いよいよ12月1日よりTripartite Guidelines on Flexible Work Arrangement Requests (TG-FWAR) がスタートします。既に本ガイドライン施行に向けて自社ポリシーを準備済みの企業様もいらっしゃれば、まずはどのようなリクエストが来るのかを見てから判断される企業様もいらっしゃるかと思います。
本ガイドラインについては、労働省(Ministry of Manpower:MOM)や公正かつ革新的な雇用慣行を目的とした政労使連合(Tripartite Alliance for Fair and Progressive Employment Practices :TAFEP)からも様々なリソースが提供されております。
NWC賃金ガイドラインの発表
シンガポールの政労使で構成するNational Wages Council(NWC:全国賃金評議会)では、毎年賃金ガイドラインを発表しています。今年も2024年12月1日~2025年11月30日までの期間に適用される賃金ガイドラインが10月10日に政府によって承認され、発表されています。
これから昇給、給与改定を検討する時期に入る企業が多いかと思いますが、本ガイドラインは昇給に対する推奨が出ているものとなりますので、きちんと内容を把握しておきたいガイドラインです。
【PASONA x EDB】シンガポール採用・人事労務入門ワークショップ
パソナシンガポールはシンガポール経済開発庁(EDB)による「The Workshop」シリーズに日系企業として唯一参加いたしました。
「The Workshop」シリーズは東南アジアの市場参入戦略、人材採用、法人設立、パートナーシップなど、EDBが厳選した専門家によるアジア進出に関して無料で受講・相談できる個別ワークショップです。
Parental leaveの拡充
8月のナショナルデーラリーで、ローレンス・ウォン首相から新たな政策について発表がありましたが、その中のひとつとして、働く父親・母親に対する休暇制度の拡充が発表されました。
今年の1月からPaternity Leave(父親の育児休暇)、Unpaid Infant Care Leave(無給の乳幼児休暇)が拡充されたばかりですが、今回の発表はそれに続く更なる拡充となります。
JCCI主催パネルディスカッション「人材会社5社が本音で語り尽くす!シンガポールでの採用・人事:成功のための㊙チェックリスト」
日頃よりご愛顧いただいておりまして、ありがとうございます。
この度シンガポール日本商工会議所(JCCI)の生活産業部会企画のパネルディスカッション「人材会社5社が本音で語り尽くす!シンガポールでの採用・人事:成功のための㊙チェックリスト」に弊社MDの森村が登壇いたしますので、ご案内させていただきます。
EP申請条件の最新アップデート
2023年9月からEmployment Pass (EP)審査における新ポイント制度 Complementarity Assessment Framework(COMPASS)が導入されてまもなく1年が経とうとしています。
既に皆さんもご存知の通り、COMPASSには主に4つの審査項目があり、そのうち2つはEP発給対象者となる個人に関する項目です。(C1.Salary/給与とC2. Qualifications/学歴)
この個人に関する項目については、シンガポールのローカルPMETs(月額固定給 S$3,000以上*のProfefssionals, Managements, Executives and Technicians)をベンチマークしており、毎年アップデートされる予定です。
パソナグループとシンガポール人事プロフェッショナル協会(SHRI)戦略的パートナーシップ覚書締結
この度株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、シンガポールを皮切りに、主にアジア圏における日本企業の国際競争力の強化に向けて、企業及び人事担当者の幅広いネットワークを有するシンガポール人事プロフェッショナル協会(SHRI: Singapore Human Resources Institute)※と、戦略的パートナーシップ覚書(MOU:Memorandum of Understanding)を2024年7月24日に締結いたしました。
Report On Wage Practices 2023
6月25日にシンガポール労働省(Ministry of Manpower:MOM)よりReport On Wage Practices 2023(賃金慣行に関する報告書)が発表されました。
賃金上昇率や賃金制度について報告されているレポートです。シンガポールでの人材採用、また優秀な従業員のリテンションにおいて、賃金はとても重要なファクターになっているかと思います。
そこで、7月の記事ではこのReport On Wage Practices 2023の内容についてご紹介いたします。