内田クレペリン検査とは?
日本国内では90年以上の歴史と年間70万人が受検している実績豊富な適性検査で、日本国外でもアジアを中心に世界15カ国で現在使用されています。
パソナシンガポールでは適性検査 内田クレペリン検査(以下クレペリン検査)のシンガポール代理店です。シンガポールでは下記のような用途でお客様にご活用いただいております。
- 採用時、候補者特徴チェック
- 組織診断 (部署毎の診断)
- メンタルヘルスチェック
「働きぶり」を測る検査
簡単な一桁の足し算を行い、その結果を元に受検者の能力と性格や行動面の特徴を総合的に判定し、「働きぶり」を測ることができる検査です。
WEBテストではできない理由
身体的なストレスを含めた「作業負荷」(連続的な足し算)をかけることで、一人ひとりの反応パターンをみることができます。本人も気がついていないような特徴が受検者の作業結果にあらわれます。
言語や文化による影響なし
クレペリン検査は言葉を使った質問(設問)による検査ではありませんので、受検者の言語能力や設問の解釈により、結果に違いがでることもありませんし、受検者の意図が入り込むこともありません。
検査方法
受検者の『働きぶり』を知る
内田クレペリン検査は、受検者にひたすら足し算をし続けるという、モデル化した仕事(単純作業)を遂行させる、つまり実際のストレス(負荷)をかけることで、受検者の『働きぶり』を予測することができます。
さすがに「試用期間の観察」ほどの精度は望めないかもしれませんが、いわば「30分間のインターンシップ」ともいえる検査です。
左の図を見ていただいてわかるように、全体の計算量(作業量)と1分毎の計算量の変化(作業曲線)と計算の誤答から受検者の能力面の特徴+性格・行動面の特徴をもとに『働きぶり』を総合的に測定します。
イソップ物語「ウサギとカメ」をご存知ですか?
ウサギとカメのお話から分かるように、かけっこ競争という「作業」のプロセスが、ウサギとカメの違いを明らかにします。
作業のこなし方(プロセス)に、「その人らしさ」があらわれる。
ウサギとカメでは、足の速さだけでなく、行動する時の特徴も大きく異なります。
クレペリン検査では、足し算(=かけっこ)という 作業を用いて、
受検者の能力(=走るスピード)や 行動する時の特徴(=走り方)を測ります。
クレペリン検査を通して分かることは作業のこなし方の「その人らしさ」であり、決してその人の行動特性の良し悪しを判断するためのものではありません。 「その人らしさ」を知ることによってマネジメントとして適材適所、 それぞれの個性を理解し、一人ひとりを活かすことができます。
内田クレペリン検査 シーン別ご活用方法
CASE 01.
採用時にご活用いただく候補者特徴チェック
採用時に面接+αでPCスキルチェックやプレゼンテーションをお願いするように、弊社のクライアントで採用+クレペリン検査をご使用いただくケースが増えています。
※弊社が採用活動をサポートしていない場合でも、クレペリン検査のみのサービス提供も可能です。
このような企業にオススメ
- 自社に最適な人材を採用したい
- 面接だけではわからないその人の本質的な特徴を知り、一つの判断材料にしたい
- 入社前にその人の働き方の特徴を知りたい
- 文化が異なる国での採用だからこそ、応募者の能力や行動特徴について、客観的指標が欲しい
CASE 02.
組織診断 (部署毎の診断)のツールとして
貴社の組織にはどのような人材が揃っていますか。
それぞれの特性を活かした人員配置になっていますか。
既存の従業員に受検いただくことで、結果内容を今後の人材活用や組織マネジメントに活用できる重要なデータとなります。
組織として最大限の力が発揮できるように、既存従業員の特性を理解することで、組織に足りない人材が見え、次の採用活動に繋げることもできます。
このような企業にオススメ
- 客観的な検査で自社の最適配置を検討したい
- 組織全体の管理を客観的に行いたい
- 客観的な視点で各従業員の特徴を理解することで、マネジメントに活かしたい
CASE 03.
クレペリン検査を用いたメンタルヘルスチェック
クレペリン検査はもともと精神医療の現場から生まれた適性検査ですので、従業員のメンタルヘルスチェックとしてもご使用いただくことができます。
組織診断時に、既存の従業員に受検いただき、精神的な負担アラートが出ている場合は企業側にお知らせすることができます。
本人も知らずに頑張りすぎている場合もありますので、このようなアラートが出たときには気にかけてあげるのが良いでしよう。
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