EP申請条件の最新アップデート

いつもお世話になっております。パソナシンガポールです。

2023年9月からEmployment Pass (EP)審査における新ポイント制度 Complementarity Assessment Framework(COMPASS)が導入されてまもなく1年が経とうとしています。

既に皆さんもご存知の通り、COMPASSには主に4つの審査項目があり、そのうち2つはEP発給対象者となる個人に関する項目です。(C1.Salary/給与とC2. Qualifications/学歴)
この個人に関する項目については、シンガポールのローカルPMETs(月額固定給 S$3,000以上*のProfefssionals, Managements, Executives and Technicians)をベンチマークしており、毎年アップデートされる予定です。
*2024年9月1日よりS$3,000→S$3,150に変更されます。

大々的には発表されておりませんが、実は8月に入り、C1. SalaryのUpcoming Benchmarks がMinistry of Manpower(MOM:労働省)のサイトにてリリースされました。このUpcoming Benchmarks はEPの新規申請は2025年1月1日~、更新申請については2025年7月1日~適用となります。そこで、今月のニュースレターでは最新のCOMPASS/C1. SalaryのUpcoming Benchmarksについてご紹介いたします。本メールがお役に立てれば幸いです。


Employment Pass(以下EP)は、日系企業が申請する就労ビザの中で最も代表的な就労ビザです。
管理職や専門職向けの就労ビザであり、シンガポール人のスキルアップや給与水準の向上に伴い、EPの申請基準は年々上がっています。

<EP申請における2つのステージ>

EP申請には2つのステージがあり、2つのステージにおいて基準をクリアする必要がございます。
Stage2: COMPASSは2023年9月1日~導入されており、更新申請については2024年9月1日より適用となります。

※EP申請全体に関する詳細な情報は過去のニュースレターをご参照ください。
https://mailchi.mp/pasona/singapore-newsletter-latest-ep-info-sep2023

Stage1のEP Qualifying Salary については、2025年1月1日から金額が上がることが既に発表されておりますが、今回8月にリリースされたのは、Stage2:COMPASSのC1.Salaryのアップデートです。

<COMPASSの仕組み>
COMPASSは4つの基本審査基準と、2つのボーナス審査基準で成り立っています。それぞれEP申請者個人の属性により判断されるものと、雇用主となる申請企業の属性によって判断されるものに分かれています。各項目によって基準があり、基準を満たすことで10ポイントもしくは20ポイントが付与され、トータルで40ポイント取得することで、Stage2クリアとなります。

※画像をクリックすると大きく表示されます。

さて、今回アップデートがリリースされたC1. Salary(給与)は、雇用主となる申請企業が属する業界別のサラリーベンチマークを満たすことでポイントを獲得することができます。
これは、同じ業界におけるローカルPMETs(月額固定給 S$3,000以上*のProfefssionals, Managements, Executives and Technicians)をベンチマークしたもので、毎年アップデートされます。
*2024年9月1日よりS$3,000→S$3,150に変更されます。(実際に影響を受けるのは2024年11月1日~)
https://www.mom.gov.sg/faq/compass/how-will-increase-in-s-pass-qualifying-salary-from-1-sept-2024-affect-my-pmet-count-under-compass

今回発表されたUpcoming Benchmarksは、2025年1月1日以降のEP新規申請、更新については2025年7月1日より適用となります。今回パソナシンガポールでは、全業種のベンチマークについて、現時点のものとUpcomingのものとの比較表を作成いたしました。業界や年齢により、現時点のものから給与が上がったものもあれば、逆に下がっているものもありました。
以下代表的な業界について、いくつかご紹介いたします。

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※本表はMOMのWebサイトでリリースされているUpcoming Benchmarksを確認しながら作成しております。細心の注意を払いながら作成しておりますが誤植がある場合もございますので、自社の業界の正確な数値につきましては必ずUpcoming Benchmarksをご確認ください。本メールで提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社では一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

EP申請においては、2024年9月1日、2025年1月1日、2025年7月1日、2026年1月1日というタイミングでいくつか変更点がございますので、申請タイミングを加味しながら必ず申請前に最新の情報を確認しておくこと、Self-Assessment Tool(SAT)で申請可否のチェックをするようにしてください。

※画像をクリックすると大きく表示されます。

以上、今月は『最新のCOMPASS/C1. SalaryのUpcoming Benchmarks』をお届けいたしました。
また、今後取り上げてほしいニュースレターのテーマについてご意見等ございましたら、どうぞお気兼ねなくご連絡ください。

※本記事で提供している情報は2024年8月12日時点の情報をもとに作成しています。ご利用される方のご判断・責任においてご使用ください。本記事で提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社では一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。


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