2023年1月1日から変更になる人事情報 〜2023年1月から変更!病気休暇・S Pass採用枠〜


病気休暇の取得に関連したインセンティブ制度を強制措置へ

2023年1月1日以降、病気休暇の取得を関連付けた
下記のようなインセンティブ制度を導入している企業は、強制措置が適用されることになります。

禁止されているインセンティブ制度

  • 病気休暇を一定期間取得しなかった従業員にインセンティブを与える
  • 未使用の病気休暇の現金化を提案する
  • 病気休暇の取得日数を、評価や昇進の際の「減点ポイント」として使用する

許容されているインセンティブ制度

  • 無給休暇 (no-pay leave)を取得しないことに対するインセンティブ
  • フレキシブル・ベネフィット(例:医療費補助等)未使用の際の現金化
  • KPIを達成した際のインセンティブ(例:月間X件以上の電話対応、Y件以上の製品販売実績)

貴社の既存のインセンティブ制度が問題ないか詳しいアドバイスが必要な場合には、
SNEF(Singapore National Employers Federation)や組合がある企業はNTUC(National Trade Union Congress)に相談することができます。

原文の記事は下記からご確認ください。
Ministry of Manpower: Can incentive schemes be tied to statutory sick leave utilisation? 


S Pass採用枠の厳格化について(製造業、建設業、加工関連業、造船業)

2021年から段階的に引き下げとなっているS Pass採用枠(Quota)ですが、
2023年1月1日以降、シンガポールの製造業、建設業、加工関連業、造船業の採用枠は更に 18%→15% まで引き下げとなります。
Ministry of Manpower: Upcoming changes to S Pass eligibility 

S Pass とは?
S Passは専門職や管理職ではない一般職または技術職・作業職向け​の就労ビザです。
雇用主の業種に応じて、S Passの採用枠(Quota)が定められており、企業の全体の雇用人数 (Total Workforce)のXX%までという計算になります。
*企業全体の雇用人数(Total Workforce)…シンガポール人+PR保持者+S Pass+Work Permit (EP含まず)

貴社の現在の採用枠(Quota)は、下記ページの採用枠計算機 “Calculate your quota”でご確認ください。
Ministry of Manpower: S Pass Quota and Levy Requirement

以上、2023年1月1日から変更になる人事情報をお届けいたしました。


【免責事項】本ニュースレターの内容は、2022年11月21日時点での情報となります。また、本資料は信頼できると思われる情報に基づいて作成されていますが、その正確性、信頼性、完全性を保証するものではありません。最終判断はご自身の判断で行って頂きますよう宜しくお願いいたします。


New Posts

Employer Japanese
Ritsuko

賃金調査レポート2025 – Report on Wage Practices 2025

2026年5月28日、シンガポール労働省(Ministry of Manpower:MOM)より、毎年恒例の「Report on Wage Practices 2025」が公表されました。

本レポートでは、2025年の昇給率や賞与支給状況、業種別の賃金動向などがまとめられており、シンガポール企業の給与トレンドを把握するうえで重要な資料となっています。

Read More »
Employer Japanese
Ritsuko

Workplace Fairness Act(職場公平性法)施行に向けた採用実務のポイント

2月に発表されたシンガポール予算案の中でもトピックスに挙がっておりましたが、シンガポールでは雇用における公平性をさらに強化するため、2027年末までにWorkplace Fairness Act(WFA:職場公平法)が施行される予定です。

この法律は、採用・昇進・評価・解雇などにおける差別的取り扱いを防止し、より公平で透明性の高い職場環境を実現することを目的としていますが、従来のTripartite Guidelines on Fair Employment Practices(TGFEP:公平な雇用慣行ガイドライン)に加え、より実務的な対応準備が求められています。

Read More »
Employer Japanese
Ritsuko

【無料セミナー】シンガポール拠点の“見えないリスク”対策(6/5開催・懇親会付)

「その担当者、来月もいますか?」——属人化やブラックボックス化が招く、シンガポール拠点の経営リスク。会計・労務・システムの3つの視点から、トラブルの共通原因と解決策を実例とともに紐解きます。現地でのネットワーク作りにも最適な懇親会付きの無料セミナーです。

Read More »
Employer Japanese
Ritsuko

ローカル従業員向け・次世代リーダー基礎力養成プログラム開講決定!2026年5月~8月

毎年ご好評をいただいております、パソナシンガポールとプレセナストラテジックパートナーズ共催のローカル従業員向けトレーニングプログラムですが、2026年度も開催が決定いたしました!

今年も昨年同様、現地ビジネスを支えるリーダーの思考力・マネジメント力を引き上げる「Leadership Essentials Program(3講座)」を開講いたします。

研修効果を最大化するため、今年度も引き続き対面形式にて実施いたします。また、昨年多くのリクエストをいただいたことを受け、今年は「リーダーシップ」と「組織マネジメント」の講座を6月に加え8月にも開講し、より多くの皆様にご受講いただける体制を整えました。

Read More »
Employer Japanese
Ritsuko

シンガポールで就労可能なステータスについて *2026年4月時点

日頃お客様から求人のご相談をいただいておりますが、ポジションによっては該当者が少なく、長期化されているケースもお見受け致します。そのような中で、Dependant’s Pass(DP)保持者やLong-Term Visit Pass(LTVP)保持者も候補者のひとつの選択肢になり得る場合がございます。
EPやS Passと比べると、DP保持者やLTVP保持者の採用はご経験のない企業様も多いため、どのように雇用できるのか、意外と知られておりません。
そこで、今月の記事では、DP保持者とLTVP保持者の雇用についてご紹介いたします。

Read More »
Employer Japanese
Ritsuko

就労ビザ申請基準の改定&ローカル雇用の動向・成果レポートのご紹介

新年快楽!
旧正月の直前、2月12日に2026年度のシンガポール予算案が発表されました。
今回の予算案では、Employment Pass(EP)やS Passの月額最低給与基準の引き上げも発表されました。

今月の記事では、シンガポール予算案で発表された就労ビザに関連する速報と、後半では2月11日にリリースされた「Local Employment Outcomes」についてご紹介いたします。

Read More »

New Posts

Employer English
Ritsuko

Singapore to Form Tripartite Jobs Council to Address AI’s Impact on Workers and Businesses

The Ministry of Manpower (MOM), the National Trades Union Congress (NTUC), and the Singapore National Employers Federation (SNEF) announced plans to form a new Tripartite Jobs Council (TJC) to help workers and businesses navigate the impact of artificial intelligence (AI) on jobs and workforce transformation.
The council aims to support responsible AI adoption while ensuring workers are equipped with the skills needed for an evolving economy.

Read More »
Employer English
Ritsuko

1 in 5 Singapore Workers Are Overqualified for Their Jobs — Most by Choice

A recent study by the Ministry of Manpower found that 19.4% of resident workers in Singapore were overqualified for their jobs in 2025, up from 16.3% in 2015.
However, the majority of these workers had intentionally chosen such roles, often prioritising factors such as work-life balance, flexibility, personal interests, or career transitions over job titles or qualification matching.

Read More »

We are excited to hear from you!