業界別!シンガポールの求人率の推移

いつもお世話になっております。パソナシンガポールです。

お客様と日々やり取りしていく中で、シンガポールに赴任して初めて採用活動に携わる方はもちろんのこと、これまで採用活動に携わってきている方であっても、改めて採用活動の難しさを感じていらっしゃる方も多くいらっしゃいます。

難しさの理由は様々かと思いますが、やはり日本とシンガポールの採用マーケットや慣習の違いが大きく影響していると思います。
そのような難しさを解消していく上では、シンガポール現地の状況理解が欠かせません。
シンガポールでは労働省(Ministry of Manpower:MOM)が様々なデータを公開しているので、積極的にこのようなデータも活用しながら採用マーケットについての理解を深めていくのも一つです。

そこで今月のニュースレターでは、MOMが公開しているデータの中から6月27日に最新データが公開されたJob Vacancyについてお届けいたします。
本メールが皆様のお役に立てましたら幸いです。

また、採用活動の全体的なポイントについては、2月のニュースレターでご紹介をしておりますので、是非こちらもご確認くださいませ。
シンガポールにおける採用活動~虎の巻 第2弾~

※駐在員の方の入れ替えがあった際には、ぜひ弊社までお知らせください!
 新しいご担当の方にニュースレターをお届けいたします。



6月27日にMOMより Job Vacancy(求人状況)に関する最新データが公開されました。
このデータは4半期ごとに各業界、職種レベルによる求人状況(求人数と求人率)をアップデートしています。

今回は我々がメインでご支援させていただいているPMETs(PROFESSIONAL, MANAGERS, EXECUTIVE & TECHNICIANS)における、業種ごとの求人率の推移を見ていきたいと思います。


Job Vacancy Rate(求人率)とは、「Job Vacancy(求人数)÷ The total demand for manpower (the number of employees +  job vacancies:従業員数+求人数の合計)」により算出されています。Job Vacancy Rateが高いと、求人ニーズが高いことを示しています。

まずはトータル(全業種)の2019年~2025年3月までの推移を見てみましょう。
*PMETs(PROFESSIONAL, MANAGERS, EXECUTIVE & TECHNICIANS)のみの数値です。

*画像をクリックすると大きく表示されます。

Job Vacancy RateはCovid-19 パンデミックからの回復で2021年から急激に増え、2022年6月で6%近くに達しましたが、その後は落ち着き下降傾向となりました。その後2024年12月から2025年3月にかけては再び上昇傾向にあります。

続いて業種ごとの推移を見てみましょう。
2025年3月時点のJob Vacancy Rateが多い業種順に並べています。
*PMETs(PROFESSIONAL, MANAGERS, EXECUTIVE & TECHNICIANS)のみの数値です。

*画像をクリックすると大きく表示されます。

*画像をクリックすると大きく表示されます。

*画像をクリックすると大きく表示されます。

業種ごとに違いはありますが、INFORMATION AND COMMUNICATIONS(情報通信)が常に求人率が高い状況にあります。また、直近の上昇率でみると、CONSTRUCTION(建設)、FINANCIAL AND INSURANCE SERVICES(金融・保険)のニーズが高まっていることが読み取れます。
一方、ADMINISTRATIVE AND SUPPORT SERVICES(アドミン・サポート)については他業種が全て上昇傾向にあるのに対して、唯一下降傾向にあります。

求人率が高い業界においては、一般的に採用難易度が上がる傾向があるので(よい候補者がいれば各社で取り合いになる)、オファーパッケージ(給与やベネフィット)や採用プロセスの見直しを行い、候補者にとって魅力的なポジションであることをアピールしていくことが求められます。
また、採用マーケットにそのスキルセットを持つ候補者がなかなかいない場合、現行の従業員を育成することで社内の欠員状況を改善していくことが必要になってくるかもしれません。(スキルアップトレーニングやリスキリング等)

貴社の採用や従業員育成においてお役に立てることがあれば、いつでも営業担当までご相談ください。

参照:元データはこちらからご確認ください。
Statistical Table: Job Vacancy

以上、今月は『Job Vacancy』についてお届けいたしました。



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※本記事で提供している情報は2025年7月31日時点の情報をもとに作成しています。ご利用される方のご判断・責任においてご使用ください。本記事で提供した内容に関連して、ご利用される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、当社では一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。








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